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がん抗原MAGE-A4をターゲットとする新規のCAR-T細胞療法特許に関するライセンス契約締結のお知らせ

各位

2022 年 7月4 日

ティーセルヌーヴォー株式会社


がん抗原MAGE-A4をターゲットとする新規のCAR-T細胞療法特許に関する

ライセンス契約締結のお知らせ


ティーセルヌーヴォー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:井口潔、以下「当社」)は、国立大学法人三重大学(本部:三重県津市、学長:伊藤正明、以下「三重大学」)と、上記の関連する特許について実施権許諾契約(以下、「ライセンス契約」)を締結いたしました。


CAR-T細胞療法は、白血病や悪性リンパ腫の治療に画期的な有効性を示し、2019年に国内で承認をされたキムリア®を始めとする難治性のがんに対する免疫療法として知られていますが、これまで固形がんに対しては十分な有効性が示されておりません。当社はこの固形がんへの治療を目的として三重大学大学院医学系研究科個別化がん免疫治療学講座および三重大学複合的がん免疫療法センターにて見出された新しいCAR-T(以下、「TCR-like Hybrid CAR-T」)細胞療法の研究開発を共に手掛けて参りました。そしてこの度、がん精巣抗原の一つとして知られるMAGE-A4をターゲットとするTCR-like Hybrid CAR-T細胞に関するライセンス契約を締結いたしました。TCR-like Hybrid CAR-T細胞の実用化を加速させるとともに、再生医療の普及並びに発展に貢献してまいります。


以上


(ご参考)

MAGE-A4について

MAGE-A4 とは癌組織のみに過剰に発現する“目印”蛋白であり、正常組織では精巣以外ほとんど発現が見られないものです。MAGE-A4 は食道癌、頭頸部癌や肺癌等の多くの癌で発現が確認されています。


TCR-like CAR-Tについて

がんに対する免疫機能の中心的役割を果す腫瘍特異的T細胞は、自身のT細胞受容体TCRにより抗原を認識して傷害することが知られています。三重大学大学院医学系研究科個別化がん免疫治療学講座および三重大学複合的がん免疫療法センターでは、このTCRと同じようにMAGE-A4を特異的に認識できる抗体を見出しました (https://shikuken.jp)。そしてこの抗体の一部をT細胞に組み込んだものが、TCR-like CAR-T細胞です。現在、この細胞を用いた医師主導による第1相臨床試験が進行中です(試験ID: jRCT2043210077)。