会社概要
ティーセルヌーヴォー 概要
ティーセルヌーヴォー株式会社は臨床段階のバイオ医薬品企業であり、三重大学 珠玖研究室が開発した最先端の
Hybrid CAR-T細胞療法を用いて、免疫系を賦活化することにより固形がんを治療することを目指しています。
私たち、ティーセルヌーヴォー株式会社のユニークなHybrid CAR-T細胞療法は、近年のCAR-T細胞療法あるいは
TCR-T細胞療法が奏功しない固形がんの治療を目指す飛躍的な革新技術であると強く信じています。
私たちの特許技術であるHybrid CAR抗体は、ペプチド-MHC複合体における標的抗原(MAGE-A4またはPRAME)に
対して高い特異性を有しています。
さらに、ティーセルヌーヴォー株式会社の特許技術である細胞内のシグナルドメイン構造は、免疫抑制性のがん微小環境において、T細胞の機能の活性化、維持及び持続を助けます。
私たちは三重大学 珠玖研究室のこのユニークな技術を、胸を張って世界の臨床現場に届けます。
会社ビジョン
Release cell inner power with high precision to strike out cancer
CEO メッセージ
当社は2021年1月15日に三重大学個別化がん免疫治療学(珠玖研究室)発のベンチャーとして出発しました。創業者の珠玖洋先生が2022年9月4日に急逝しましたが、その遺志を引き継ぎ、珠玖先生と共に長年に亘って取り組んできたがん免疫療法の研究成果を患者さんに届けることを目指します。
遺伝子改変技術を利用したCAR-T/TCR-T細胞療法は、1989年に研究が開始以降、長年の努力を積み重ねられ、2017年にキムリアがアメリカ(2019年日本)で承認され、さらにその後複数のCAR-T療法が承認、利用されるようになりました。ただ、これらは全て血液のがんに対してであり、固形がんに対してはまだ成功していません。
当社は、珠玖研究室の研究成果を基盤にさらに進化させ、固形がんに利用できる日本発の新たなCAR-T/TCR-T細胞療法を創生することを目指します。
役員 チーム
代表取締役社長 (CEO)
竹迫 一任
取締役副社長 (COO)
木村 正伸
取締役(社外)
藤岡 慧
(㈱)タクトファーマ 代表取締役社長
DBJキャピタル アドバイザー
監査役
三ツ口 尚志
DBJキャピタル
会社概要
社名
ティーセルヌーヴォー株式会社 (T Cell Nouveau Inc.)
会社設立
2021年1月15日
本社所在地
〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町1-9-10
日本橋ライフサイエンスビルディング 7、6階、 C-16号
〒514-8507 三重県津市栗真町屋町1577 三重大学総合研究棟Ⅱ 408号室
研究所(三重大学産学官連携講座)
役員紹介
竹迫 一任
代表取締役社長 (CEO)
創立前は、1976年より寶酒造(株)バイオ研究所主任研究員、副所長として医薬品、がん免疫治療薬の開発研究に従事、2002-2019年の間は、タカラバイオ(株)執行役員、専務取締役として遺伝子治療薬事業部門を統括
現在三重大学客員教授およびCell Consulting代表
1976年東京大学農学部農芸化学科卒
1987年東京大学にて農学博士を取得
木村 正伸
取締役副社長 (COO)
1994年より一貫してがん領域の研究開発、特に臨床開発に従事、2007 年までは, 第一製薬(株)(現 第一三共、2007-2011 は (株)イミュノフロンティア、
2010-2013年は、(株)アイコン・ジャパン、 パレクセル・インターナショナル(株)に勤務、
2013年からは、タカラバイオ(株)執行役員、取締役を歴任
1988年静岡薬科大学大学院薬学研究科にて薬学修士を取得
科学諮問委員会
宮原 慶裕
三重大学大学院医学系研究科
個別化がん免疫治療学講座 教授
平成5年 三重大学医学部卒業 三重大学医学部血液内科入局
平成17年学位取得後 米国留学 テキサス州
Baylor医科大学
平成20年からオハイオ州トレド医科大学
リサーチアソシエイト
平成22年7月帰国後 三重大学大学院医学系研究科
がんワクチン講座講師
令和3年8月より 三重大学大学院医学系研究科
個別化がん免疫治療学講座 教授
藤原 弘
三重大学大学院医学系研究科
個別化がん免疫治療学分野 教授
昭和 61年 産業医科大学 医学部医学科 卒業
平成11 年 学位取得 博士(医学)鹿児島大学
昭和 61年 鹿児島大学医学部附属病院第一内科研修医
平成3年 兵庫医科大学第二内科(現・血液内科)医員
平成4年 鹿児島大学医学部附属病院第一内科 医員
平成9年 慈愛会今村病院(本院)血液内科部長
平成11年 アメリカ国立心臓・肺・血液研究所/アメリカ国立衛生研究所 血液部門 同種造血幹細胞移植セクション
(Dr. John Barrett)研究員
平成15年 鹿児島大学医学部・歯学部附属病院
血液膠原病内科 助手
平成19年 愛媛大学医学部附属病院・第一内科 講師
愛媛大学プロテオ医学研究センター
細胞増殖・腫瘍制御部門 講師(兼任)
平成30年 三重大学大学院医学系研究科 個別化がん免疫治療学分野 特任准教授
令和3年 同教授(現職)
戦略的パートナー
三重大学
私どもは、20年以上に渡り、身体の免疫力を高めるがんワクチンの開発研究や、免疫力の中心となるリンパ球(とりわけT細胞)を体外で操作して増殖したあとに患者さんに輸注するという細胞療法の開発を手掛けています。動物実験や実験室での研究成果に基づいて、これらの治療法の安全性や有効性を確かめる臨床試験まで幅広い研究を進めています。